犬も猫もウサギも鳥も
今やペットを飼ったら、動物病院に行くのが当たり前という時代になりました。
そのため、獣医師の先生たちはサイズに関わらず犬を診察し、種類にかかわらず猫を診察します。
さらには診察が非常に難しいウサギやモルモット、ハムスターにフェレットといった、ペットとして定番の犬猫とは違う小動物と呼ばれる類の動物の診察も行います。
さらに、鳥もインコからオウム、そしてフクロウといった猛禽類に含まれる珍しい鳥類たちもやってくるようになり、すべてを診察出来る獣医師の先生のすごさには驚かされるばかりです。
小動物や鳥が来院する数はそれほど多くはなく、やはり患者としてやってくるのは犬と猫がほとんどです。
とはいえ、犬も猫も診察出来る上に、人間であれば得意とする診療分野を標ぼうするのに対し、どんな病気もすべて診察するのですから、獣医師の先生はまさにオールラウンドプレイヤーといっていいでしょう。
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当たり前になった病院に行くこと
犬と猫に関して言えば、人の生活スタイルに合わせて自分たちの生活パターンも変えてくれるほど、今や人のそばで一緒に暮らしている子たちがほとんどです。
特に犬はよほどの大型犬か、家に入れたくない事情がある人以外、かつてのように外にいるのを見かけることはほとんどなくなりました。
また、自由に外をうろついては、気が向けば家に帰ってくるのが当たり前と考えられていた猫も、最近では完全に家猫として外に出さない飼い主が増えています。
外に出れば、他の猫と縄張り争いで怪我をして帰ってきたり、ばい菌に感染して若いうちに命を落とすことも多いからです。
実際、家と外を行き来する頻度の高い猫の平均寿命が5歳程度なのに対し、完全家猫はなんと20歳以上と驚異の差が出ています。
病気の予防のためや、病気になった時に訪れるなど、今や動物病院に連れて行くのは飼い主にとっての義務とも言えるほどです。
当たり前になったからこそ難しい
犬にしても猫にしても、動物病院に連れて行くのが当たり前になったからこそ、難しくなったのが病院選びです。
動物病院そのものも昔に比べて増えていますので、初めて飼った時にはどこへ連れて行くかで迷うことでしょう。
おすすめは、すでに飼っている人にどこに行っているのか聞き、どんな病院かを尋ねることです。
子犬や子猫を飼った場合、ワクチン接種が必要ですので、ワクチンを受けたいと言って訪れれば、どこへ行っても同じ料金のため、どんな病院で、どんな獣医師の先生なのかを知るのにおすすめです。